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現代アート みんなで大作 珠洲・大谷小中でワークショップ - 中日新聞

自分自身の記憶や感情を画用紙に自由気ままに表現する児童や生徒ら=珠洲市大谷小中で

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奥能登芸術祭へ 絵を切り分けつなぐ

 珠洲市を中心に今秋開催される奥能登国際芸術祭に向け、地域の子どもたちが現代芸術への理解を深めるワークショップ「出会いからの始まり〜受け入れる未力と魅力〜」が二十三日、同市大谷小中学校で開かれた。児童や生徒が思うままに自分を表現したり、みんなで協力して作品を作り上げたりする楽しさを学んだ。(関俊彦)

 子どもを対象にした芸術の普及活動に取り組む塚本浩子さん=金沢市本町=と寺尾ユリ子さん=同市泉野町=が講師。参加した同校五〜八年生十五人は、さまざまな価値観や視点を受け入れる現代アートにおける大切なことを二人から学んだ後、創作活動に取り組んだ。

 生徒らは五人一組に分かれ、それぞれ生まれてから現在までを振り返りつつ、記憶や感情を画用紙に表現することに挑戦。講師二人から「きれいに描くことや理由は考えず、思うままに自分の内面を描いてほしい」などと助言を受けながら、自由気ままに水彩絵の具やクレヨンで絵を描いた。

 続けて、絵を描いた画用紙をはさみで思い思いの六つの形に切り分け、一部のパーツをグループ内で交換。ほかの人からもらったパーツを自分のパーツとひもで結んだ後、グループ全員の作品をつなぎ合わせて一つの作品として仕上げた。最後にグループごとに作品のタイトルや考えた点などを発表した。

 五年生の前山陽菜さんは「難しいと思ったけど、何も考えずに一気に描いているうちにスッキリした気持ちになった。最後にみんなで話したりして大きな作品にするのが面白かった」と笑顔。塚本さんは「人はいろんな出会いを受け入れることで成長し、新しい自分へと変化する。芸術を通して、他人や未知のことを受け入れる大切さを知ってもらえたら」と話していた。

 ワークショップは珠洲市が企画し、市内の中学校と小中学校計四校で実施した。

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