
2020年7月に発表された、ディオールの20-21 秋冬オートクチュール コレクションは、世界的なパンデミックにより、メゾン設立以来、初の方法ーオンラインで配信された。私たちがスクリーン上で目撃したのは、現在、世界中を覆っている不安感や未来の不確実性をいっとき忘れさせてくれる、美しき神話の世界。 新アイコンバッグ「ディオール ボビー」誕生!
「シュールレアリスムのイメージは、それ自体は目に見えないものを可視化させます。私が興味を持ったのはミステリーや魔法で、それは未来についての不確実性を払拭するひとつの方法でもあるのです」とアーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリは、自身が手がけた20-21 秋冬オートクチュール コレクションについて語る。 この予測のつかない時代に、キウリがフォーカスしたのは、リー・ミラー、ドラ・マール、ジャクリーヌ・ランバといった、シュールレアリスムに傾倒し、身を投じた女性アーティストたちの作品。彼女たちは、生来の容姿の美しさによって帰属されていた「ミューズ」の役割を自ら脱却した女性たち。彼女らは、そうして人生においてもシュールレアリスムの作品においても、当初は違ったフェミニニティを支持することができたのだった。 今回のオートクチュール コレクションの根底にあるのはまさにそうした姿勢で、自然や変容と繋がり合い、調和する。レオノーラ・キャリントンとドロテア・タニングが描いた絵画の色彩は、明るい色調と夢のような世界を通じて、コレクションのクリエイションの中に息づいている。
「アート作品として、またアートのいち表現手段として、映像というコンセプトに私は常に魅了されてきました。オートクチュールという独特の雰囲気を再現するために、幾度となくそれを試してみたいと思いを巡らせてきました。映画は、クリエイティブであると同時に職人技術によるアートであり、著述の作業であり、また合唱でもあります。ファッションのサヴォワールフェールと非常に類似しているのです」と、本コレクション発表に際して、キウリはこう述べた。 そして、この比類なきオートクチュールのシルエットの物語『LE MYTHE DIOR』を幻想的に描いたのは、イタリアの鬼才と評される映画監督マッテオ・ガローネ。 写真:1968年、イタリア・ローマ生まれの映画監督マッテオ・ガローネ。近年では『ドッグマン』(2018年)、『ピノキオ』(19年)などを世に送り出している。今回、ディオールのために製作した、約15分のショートフィルム用に製作したこのストーリーボードには、ギリシャ神話をモチーフにした芸術作品、キャスティングしたモデルたち、撮影場所などがびっしりと。
"オート" - Google ニュース
July 20, 2020 at 07:51PM
https://ift.tt/2WC1sN1
ディオール 20-21秋冬オートクチュール、神話の舞台裏へ。(フィガロジャポン) - Yahoo!ニュース
"オート" - Google ニュース
https://ift.tt/2qSRiKX
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "ディオール 20-21秋冬オートクチュール、神話の舞台裏へ。(フィガロジャポン) - Yahoo!ニュース"
Post a Comment