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バレンシアガが50年以上ぶりにオートクチュールに復帰 - ハーパーズ バザー・オンライン

今週からパリで2020年春夏のクチュールショーがスタート。そんな中でバレンシアガ(Balenciaga)からワクワクするようなニュースが発表された。この7月、52年ぶりにオートクチュールに復帰することになったのだ。

「オートクチュールはこのメゾンのまさに根幹を成すものであり、クチュールに復帰することは、クリエイティブとビジョンの両面において私の義務だと考えます」と、アーティスティック・ディレクターのデムナ・ヴァザリアはニュースを発表した文書で述べている。「私にとって、クチュールとは自由な創造性を持って創り上げるこれまで探求したことのないモードであり、イノベーションのプラットフォームとなるものです。ドレスメーキングに新たな可能性の領域をもたらすだけでなく、バレンシアガのモダンなビジョンをその原点に復活させることでもあります」

バレンシアガのクチュールコレクションは、1968年、アトリエを閉じる前に創業者のクリストバル・バレンシアガが発表したのが最後だった。

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アーティスティック・ディレクターのデムナ・ヴァザリア

Getty Images

ヴァザリアによるディレクションが並外れたセールスと強力なクリエイティブビジョンを発揮したことで、新たにクチュールの分野に投資できるようになったと、バレンシアガの社長兼CEOのセドリック・シャルビはWWDに語り、専門チームが組織されると説明している。また、10 Avenue George V(ジョルジュ・サンク大通り10番地)にあったオリジナルのサロンを模したアトリエが作られる予定だという。

ヴァザリアは2015年からバレンシアガを率いているが、最近、自身のブランド、ヴェトモン(Vetements)から退いたことで、同ブランドとこの新たなクチュールの世界でのアドベンチャーに専念できるようになっている。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR UK

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January 21, 2020 at 03:16PM
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