
世界で初めて人工雪を作った中谷宇吉郎・北海道大学教授(1900~62年)の生誕120年を記念し、ゆかりの地の北海道上富良野町の旧白銀荘で8日、雪のワークショップが開かれ、親子で雪の結晶を観察しながらちょっぴり「雪博士」気分を楽しんだ。
旧白銀荘は十勝岳中腹にいまも残る山小屋で、ここで中谷博士は学生らとふた冬を過ごし、3千枚に及ぶ天然雪の結晶写真を撮りためた。その後、人工雪作りに成功。雪の結晶の形から上空の気象を推定する「中谷ダイヤグラム」を完成させ、「雪は天からの手紙」という名言を残した。
ワークショップは中谷宇吉郎記念財団(東京都)などによる実行委が企画。生誕120年記念事業の第一弾が旧白銀荘での雪のワークショップで、講師は博士の生まれ故郷の石川県加賀市にある「中谷宇吉郎 雪の科学館」の前館長、神田健三さん(71)が務めた。
ワークショップには地元の親子…
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February 09, 2020 at 08:30AM
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北海道)「雪博士」生誕120年 ゆかりの十勝岳で催し - 朝日新聞
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