英語、想像力劇でレベルアップ 津でワークショップ - 中日新聞

劇を披露する子どもたち＝津市の津リージョンプラザで

　演劇スタイルで英語を学ぶワークショップが八日、津市北河路町のサオリーナで始まる。講師を務めるクリスティアーノ・ビアジーノさん（４２）＝松阪市＝は「劇を通じて英語だけでなく想像力も身につけてほしい」と話す。

　ワークショップは五〜十三歳が対象。イソップ童話など物語の登場人物を演じながら、みんなで劇をつくり上げる。せりふを何度も口に出し、身ぶりや手ぶりも使って表現することで自然な言い回しや発音が身に付くという。

　ワークショップで学べるのは英語だけではない。クリスティアーノさんは子どもたちに登場人物の気持ちを考えるよう促し、共感性や想像力も育てる。「年も英語のレベルも違う子が集まると、自然と助け合うようになる。最初はシャイな子がだんだん自信をつけてキラキラするのがうれしい」と話す。

　これまでのワークショップでは、学んだ成果を発表する機会も設けた。一月二十五日には津リージョンプラザ（津市西丸之内）で「うさぎとかめ」を披露。うさぎ役を演じた藤井結愛（ゆい）さん（１０）は「楽しかった」と満足げだった。母親も「劇を通して子どもの個性が伸びた」と振り返った。

　ワークショップは全十二回で、一回あたり九十分。一回分から参加可能。料金や詳しい日時などはクリスティアーノさんが主宰する「Ｍａｔｓｕｓａｋａ　Ｅｎｇｌｉｓｈ」のホームページで確認できる。（問）Ｍａｔｓｕｓａｋａ　Ｅｎｇｌｉｓｈ＝０９０（６５９９）１４５２

　（杉山果奈美）

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February 05, 2020 at 03:10AM
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