太古の成羽地域を再現した貼り絵を完成させる動画の一場面
高梁市成羽美術館（同市成羽町下原）は、化石をテーマに館内で開催しているワークショップを自宅で体験できる動画を作った。公式ホームページ（ＨＰ）や動画投稿サイト・ユーチューブで公開している。
動画は、国内有数の植物化石の発掘地として知られる成羽地域で、約２億３千万年前のシダやトクサといった化石が見つかっていることを紹介。植物と恐竜の画像や輪郭がプリントされたワークシート（ＨＰから入手可能）を説明に従って切り抜き、太古の同地域の様子を再現した貼り絵を完成させる内容となっている。
ガイド役に二枚貝の化石を額に載せた猫のキャラクターが登場し「成羽はたくさんの化石が見つかる場所なんですにゃ」と親しみやすい口調で解説。貼り絵の制作手順は実際の作業の手元を撮影した映像を交えて伝えている。
新型コロナウイルス感染防止のため同美術館は１１日まで臨時休館中で、外出自粛を求められている子どもの自宅学習向けに４月下旬から公開を始めた。約６分間の動画は職員が撮影、編集した。
化石担当の碇京子学芸員は「楽しみながら化石に興味を持ってもらい、開館後は実物を見に来てほしい」と話している。
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May 10, 2020 at 01:21PM
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化石のワークショップ 自宅で体験 高梁市成羽美術館が動画公開：山陽新聞デジタル｜さんデジ - 山陽新聞
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