1月10日（金）～12日（日）まで開催されるカスタムカーの祭典・第38回東京オートサロン2020。海外からの注目も高く、ここ5年は連続で来場者数が30万人を超えるなど、カスタムカーショーとして世界屈指の規模となっている。ここでは国産メーカーのうち、マツダ、スバル、スズキ、ダイハツ、三菱の展示予定の車両とイベント情報をまとめてみた。
1983年に「東京エキサイティングカーショー」としてスタートした「東京オートサロン」（1987年の第5回にて名称を変更）。第38回となる2020年もホール1～11、イベントホール、国際会議場、屋外イベント会場など、幕張メッセをフル活用。東京オートサロン史上最大規模での開催が予定されている。
ここでは、マツダ、スバル系（スバル、STI）、スズキ、ダイハツ、三菱の展示予定の車両とイベント情報をまとめてみた。
マツダは「ロードスター モータースポーツスタイル」など、計8台を出展予定
画像1。マツダが東京オートサロン2020に出展する「モータースポーツコンセプト」の3台。
マツダはホール1（西ホール）にブースを構え、「ロードスター」などのモータースポーツをイメージしたカスタマイズカー（画像1）や、「CX-30」などのクロスオーバーSUVのアクセサリーパッケージ装着車などを出展予定だ。
画像1の「マツダモータースポーツコンセプト」の3台は、左からコンパクトカー「MAZDA3 ファストバック」、スポーツカー「ロードスター」の公道走行が可能な競技向け車両「ロードスター NR-A」、ミドルクラス・クロスオーバーSUV「CX-5」の3台をベースとした、モータースポーツ向けのコンセプトカーだ。足回りや排気系などのパーツを変更し、空力パーツを装着して走行性能を高め、外見もオリジナルのボディデカールなどで硬派なイメージを演出している。
そしてクロスオーバーSUVをベースに、アクセサリーパッケージを装着したコンセプトカーは、「CX-5 タフ-スポーツ スタイル」（画像2）と「CX-30 シグネチャー スタイル」（画像3）との2台。SUVらしい、アクティブさと力強さの両立を目指したという。
画像2。「CX-5 タフ スポーツ スタイル」。
出展車リストは以下の通りだ。
【マツダ モータースポーツ コンセプト】
●MAZDA3 モータースポーツ コンセプト
●ロードスター モータースポーツ コンセプト
●CX-5 モータースポーツ コンセプト
【クロスオーバーSUVコンセプトカー】
●CX-30 シグネチャー スタイル（画像3）
●CX-5 タフ-スポーツ スタイル
●CX-8 カスタム スタイル
【スーパー耐久シリーズ2019参戦車両】
●村上モータースMAZDAロードスター
●HM Racers ヒロマツ デミオ
画像3。「CX-30 シグネチャースタイル」。
予定されているイベントは、マツダの最新クロスオーバーSUVを題材にした「CX-30開発車トークセッション」。初日は15時から30分間、2日目と3日目は11時と15時の1日2回開催予定。「CX-30」の開発主査とチーフデザイナーが登壇の予定だ。
スバルとSTIは「レヴォーグ プロトタイプ STI Sport」など、計6台を出展予定
画像4。スバルブースのイメージ。
ホール7とホール8（東ホール）の境界にブースを構えるスバルは、今回市販車のプロトタイプを1台、コンセプトカーを2台、モータースポーツ参戦車両を3台展示する（画像4）。
画像5。開発が進む2代目「レヴォーグ」のプロトタイプ。東京モーターショー2019にて撮影。
目玉は、2代目「レヴォーグ」のプロトタイプ（画像5）をベースにした、「レヴォーグ プロトタイプ STI Sport」だ（画像6）。2代目「レヴォーグ」は、2020年後半の発売を目指して開発が進められているスバルの最新車種。フルインナーフレーム構造を組み合わせたスバル・グローバル・プラットフォームをベースに、新開発の1.8L水平対向直噴ターボエンジン、新世代の先進安全技術EyeSightなどを搭載。スポーティな走りと上質さを高次元で融合させたというステーションワゴンだ。
東京モーターショー2019では、2代目「レヴォーグ」のプロトタイプが披露されたが、それをベースにスバルとSTI（※1）が共同開発したのが2代目「レヴォーグ プロトタイプ STI Sport」である。2代目「レヴォーグ」のポテンシャルを最大限に引き出し、さらなる走りの楽しさをもたらす「スバルの走りの本来」を提示する1台だという。
※1 STI：SUBARU TECHNICA INTERNATIONALの略。スバルのモータースポーツ/ハイパフォーマンス部門。
画像6。2代目「レヴォーグ プロトタイプ STI Sport」のリアビュー。STIのエンブレムがあるのがわかる。
出展車両は以下の通りだ。
【プロトタイプ】
●レヴォーグ プロトタイプ STI Sport
【コンセプトカー】
●BRZ STI Sport （カスタムコンセプト）
●WRX S4 STI Sport （カスタムコンセプト）
【モータースポーツ参戦車両】
●BRZ GT300 2019（スーパーGT GT300クラス参戦車両）
●WRX STI NBR CHALLENGE 2019（独ニュルブルクリンク24時間レース参戦車両）
●WRX STI 全日本ラリー2019参戦車
ステージイベントは、2代目「レヴォーグ」の開発チームの責任者とSTIの責任者による「新型レヴォーグ SUBARU×STIトークショー」や、スーパーGTや全日本ラリーに参戦するドライバーが集合する「モータースポーツドライバーズトークショー」などが予定されている。
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続いてスズキ
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January 06, 2020 at 09:00AM
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