[株式会社Ridilover]
~被災3県との関わり方を考える~
株式会社Ridilover(東京都文京区、代表取締役:安部敏樹、以下「リディラバ 」)は、復興庁主催「関係人口増加プロジェクト」の現地ツアーおよび首都圏ワークショップを、NECソリューションイノベータ株式会社より再委託を受け、企画・実施いたします。
リディラバ は、過去地域にて30本超のスタディツアーを実施し、多数の移住者、関係人口を生み出してまいりました。その企画運営の中で培って来た「地域課題を構造化し、わかりやすく参加者にツアーという形で伝える企画ノウハウ」および「熱い想いを持った地域事業者との出会いにより、参加者の地域への共感を喚起させる設計ノウハウ」を活用し、本プロジェクト参加者が、ツアーやワークショップを通じて、被災地の課題と出会い、関係性を形成することができる企画の実施を目指してまいります。
本事業の趣旨
東日本大震災から8年が経過し、東北の産業の復興が進む中、復興施策の次のステージとして、地域産業を支える人材の獲得が必要なところです。すでに地方自治体において職業紹介や住宅紹介といった移住・定住促進施策が進んではいますが、今後は単なる出口の支援だけではなく、地域の課題解決や仕事を通じ関係性を保ちながら定期的に訪問する層(関係人口)の創出も必要となってきます。
そのため本事業では、被災地(岩手県、宮城県、福島県)の関係人口の創出を目的として、首都圏ワークショップおよび現地ツアーを企画・運営してまいります。
リディラバは、本事業の都市部イベントならびにツアーの企画、運営を平成30年度より担当しています。昨年度企画において主眼においた、受け入れ事業者と参加者の関係性の構築に加え、2年目となる今年度は、最終的に参加者が受入地域および企業の事業活動に関わることをゴールとし、地域の有識者と企画段階から連携し、参加者の多様な関心と地域のニーズのマッチング機能を充実させていきます。
実施する現地見学会、首都圏ワークショップ概要
■宮城県石巻市周辺■
テーマ「日本一働きやすい魚の町、石巻 ―水産業の新たな関わり方を考えるー」
宮城県内第二の人口を擁する宮城県石巻市。漁場に近い石巻市は全国でも有数の水産都市となっています。東日本大震災では水産業が大きな被害を受け、若手漁師や移住者たちが立ち上がりました。本プロジェクトはこれまで水産業における”新3K”(カッコいい、稼げる、革新的)を目指し、PRや商品開発・マーケティングの革新など国内でも先進的な取り組みを実行。現在は、働き手のエンゲージメント向上や副業による人材獲得といった「働きやすさ」に対して挑戦中です。日本一働きやすい魚の町、石巻の可能性に出会い、水産業の未来について考えます。
○都内ワークショップ
有識者による基調講演と参加者とのセッション
●日時 :2019年11月19日(火)18:30~21:00
●会場:スマートニュース
○現地見学会(1泊2日)
被災地の視察、工場見学、水産業を営む企業・団体の取組紹介や講演、ワークショップ、石巻地域との交流会
●日時:2019年11月30日(土)9:25~12月1日(日)16:00
●集合・解散場所 :宮城県「仙台駅」東口バスターミナル *バス移動
●協力企業・団体 :一般社団法人フィッシャーマンジャパン、株式会社ヤマナカ、有限会社ミノリフーズ
■福島県南相馬市周辺■
テーマ「起業プラットフォームから生み出す南相馬の未来 ―地域の100の課題から100のビジネスを生み出す―」
福島県浜通りに所在する南相馬市。国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追始め、夏になるとサーフィンの世界大会が開催されることで有名です。東日本大震災後、南相馬市小高区では福島第一原子力発電所の事故により5年4か月もの間、居住が許されない避難指示区域となりました。一方で、ゼロの状態から町を興していくという課題をチャンスと捉え、「小高ワーカーズベース」を中心に多様なビジネスが生まれています。予測不能な未来に対し、自ら切り開く移住者や地域住民と出会い、南相馬の可能性を感じ考えます。
○都内ワークショップ
有識者による基調講演と参加者とのセッション
●日時:2019年12月9日(月)18:30~21:00
●会場:フジクライノベーションハブ
○現地見学会(1泊2日)
被災地の視察、協力企業・団体への訪問、ワークショップ、南相馬地域との交流会
●日時:2019年12月14日(土)9:25~12月15日(日)16:00
●集合・解散場所 :宮城県「仙台駅」東口バスターミナル *バス移動
●協力企業・団体:株式会社 小高ワーカーズベース、Next Commons Lab 南相馬、など
■岩手県陸前高田市周辺■
テーマ「18000人の街だからできる「高田の暮らし」―復興の先にある新たな仕事と働き方―」
三陸海岸のうち陸前海岸北部の中核を成す岩手県陸前高田市。東日本大震災では、松の高木が津波に耐えて残り「奇跡の一本松」として全国的に注目を受けました。震災から8年、今秋「高田松原津波復興祈念公園」が陸前高田市内にオープン。まちのなかでは、「ポジティブな過疎地を創る!」を合言葉に、「箱根山テラス」を運営する民間企業や年間1,000名以上の若者を誘客するNPOが連携し、多くの移住者やチャレンジを生み出しています。高田で暮らすリアル、震災後に生まれた新しい仕事や取り組みに触れていきます。
○都内ワークショップ
有識者による基調講演と参加者とのセッション
●日時:2019年12月16日(月)18:30~21:00
●会場 :フジクライノベーションハブ
○現地見学会(1泊2日)
被災地の視察、協力企業・団体への訪問、ワークショップ、陸前高田地域との交流会
●日時:2020年1月11日(土)10:20~1月12日(日)16:30
●集合・解散場所:岩手県「一ノ関」西口駅前広場付近 *バス移動
●協力企業・団体:特定非営利活動法人高田暮舎、長谷川建設株式会社、など
■お申し込みページ■
プロジェクト公式サイト:「Re:来人」(リライト)
https://www.relighttohoku.com/
株式会社Ridiloverについて
「社会の無関心を打破する」をミッションに、社会問題に関するスタディツアーを企画運営。東京大学の学生団体としての活動開始から10年間で延べ250種類以上のツアーを企画し、10,000人以上を社会課題の現場に送客。地域協働事業部では、地域住民向けツアー企画スクールの開催や、住民を巻き込んだ地域ツアー企画を行うことで、将来的に外部事業者に頼ることのない持続的な関係人口や交流人口の創出に貢献しています。
設立:2013年3月28日
代表取締役:安部 敏樹
本社所在地:東京都文京区本郷3-9-1 井口ビル2階
地域協働事業部URL:https://ridilover.jp/local_government/
電話:03-6801-5530(担当:国司)
[参考]株式会社Ridilover代表プロフィール:代表取締役 安部敏樹
1987年生まれ。東京大学在学中、社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム「リディラバ」を2009年に設立。中学校の修学旅行や企業の研修旅行などにもスタディツアーを提供する。
総務省起業家甲子園日本一、学生起業家選手権優勝、ビジコン奈良ベンチャー部門トップ賞、KDDI∞ラボ第5期最優秀賞など受賞多数。第2回若者旅行を応援する取組表彰において観光庁長官賞(最優秀賞)を受賞。24歳時には東京大学にて史上最年少で講義を担当。著書に「いつかリーダーになる君たちへ」(日経BP社)「日本につけるクスリ」(竹中平蔵氏との共著・ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。米誌「Forbes」が選ぶアジアの「30UNDER30」に選出。2016年度より地方活性化伝道師に選出される。
[参考]株式会社Ridilover取引自治体(一部)
・岩手県滝沢市
・福島県南相馬市
・福島県いわき市
・茨城県つくば市<地域連携協定締結>
・長野県上水内郡信濃町
・兵庫県美方郡香美町
・広島県世羅郡世羅町
・広島県東広島市
企業プレスリリース詳細へ (2020/01/06-11:25)
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January 06, 2020 at 09:25AM
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