「思えば遠くへ来たもんだ」なんて曲があったが、もうすぐ“喜寿”を迎えることになったこちとら。「思えば長生きしたもんだ」とつくづく思う昨今だ。
何かと不自由だったコロナ禍。それでも、徐々に日常を取り戻しつつあり、当たり前のありがたさをしみじみと感じる。競馬の本紙予想を長く担当させてもらったが、会社の温情で“隠れオートファン”の私にコラムを提供してくれていることにも感謝である。
オートレースのSG日本選手権といえば、森且行が昨年、SG初制覇を飾った。22歳のとき、人気絶頂だった「SMAP」を脱退。オートレーサーを目指すと聞いたときは、芸能関係に疎い吾輩でさえ衝撃を受けた。
川口までデビュー戦を見に行くと、鈴なりの若い女性ファンから「森くーん!!」の大声援。常連ファンが目を白黒させる異様な光景だった。
女性客が急増したブームから24年がたつが、1月の飯塚で落車骨折。大けがを負った。聞くところでは、来年に復帰の予定とか。一日も早く、その雄姿を見たいものだ。
さて、優勝戦の予想だが、3強で堅く収まった秋の天皇賞とはわけが違う。本来ならば鈴木圭一郎、青山周平の2強が軸。だが、今回は簡単にはいくまい。ちょっと浮気心を出して永井大介の◎はどうだ。ビッグレースVから遠ざかっているが、大介のテクに賭ける。相手に狙って面白いのは、速攻を武器にする同じ25期の有吉辰也だ。
2連単は〔3〕→〔4〕〔6〕〔7〕。3連単は永井から〔3〕→〔6〕〔7〕→〔4〕〔6〕〔7〕の4点。秋の天皇賞で損しなかったぶん、大きく張ってみるつもりだ。(元中央競馬本紙予想担当)
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November 07, 2021 at 02:53AM
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【7日浜松12R】西島大和のオート有情 - サンケイスポーツ
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