カンボジアでは2016年に自前の病院であるジャパンハート医療センター(現ジャパンハートこども医療センター)を開院し、小児がん治療など高度医療の提供も行っています。同医療センターの開院以来、現地で活動に携わるスタッフやボランティアが増加し、リーダー層を含めスタッフ間のコミュニケーションに難しさが生じる場面が増え、さらに日々の業務に追われ一人一人とのコミュニケーションが希薄になってしまっている等の課題がありました。
様々な言語、職種のスタッフが働く医療現場
ジャパンハートこども医療センター
2日間にわたり行われたワークショップは、理解度を深めることを目的に、日本語とクメール語の2グループに分かれて実施しました。それぞれ、医師や看護師、助産師をはじめとする医療者に加え、事務スタッフや学生インターンなど、計21名がこのワークショップに参加し、ロールプレイなどを交えながら、コミュニケーションについて学びました。
しかし今回のワークショップを通じ、それぞれが感じる課題を共有し、その解決に向けての行動の仕方、相手への伝え方など、日々の業務はもちろん日常生活の中で取り入れられるコミュニケーションスキルを学ぶことができました。
ジャパンハート理事長で小児科医の吉岡春菜は、今回の中外製薬からの支援について、「今回のワークショップを通して医療者、非医療者問わずスタッフ同士が互いを支えあう信頼関係がより深まり、『医療は患者のためにある』という信念を心の深い部分で共有することができたと感じています」と述べています。
中外製薬の長きにわたるチーム医療に関するノウハウを、カンボジアのジャパンハートこども医療センターのスタッフに提供頂いたことで、「チームで医療を行う」ことの重要性を再認識する機会となりました。今後は今回ワークショップで学んだコミュニケーションスキルを定期的にフィードバックしながら、チーム医療の推進が、患者の命に直結することを意識し、より良い医療の提供はもちろん、患者や家族一人一人の人生に寄り添った「こころを救う医療」に取り組み続けます。
2004年、国際医療ボランティア団体として設立された、日本発祥の国際医療NGOです。「医療の届かないところに医療を届ける」を理念に活動しており、海外では、ミャンマー・カンボジア・ラオスにおいて無償で子どもの診療・手術を実施し、その数は年間約2万9千件に上ります。国内では僻地・離島への医療者派遣、小児がんの子どもとその家族の外出を医療者がサポートするSmileSmilePROJECTを実施しているほか、ASEAN圏内で起こる大規模災害に医療支援チームを派遣する「国際緊急救援」事業も行っています。
中外製薬は、医療用医薬品に特化し東京に本社を置く、バイオ医薬品をリードする研究開発型の東京証券市場一部上場の製薬企業であり、ロシュ・グループの重要メンバーとして、国内外で積極的な医療用医薬品の研究開発活動を展開し、アンメット・メディカルニーズを満たす革新的な医薬品の創製に取り組んでいます。
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March 13, 2020 at 01:01PM
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